13.5.18
迷惑勧誘電話の撃退
社会人になって2年目になった。
最近、スッキリ!への出演を契機に、会社がメディアへの露出を強めている事もあり、
変な電話が激増して困っている。「営業電話 迷惑」で検索すれば、実情が分かるかもしれない。
他の会社でも困っている人が多いと聞くので、ちょっとメモしておく。
大体、
・不動産運用の勧誘 ・変な保険 ・資産運用 ・FX ・変な技術案内
といった内容の勧誘である。
追記:キャピタルエージェント、ネクストライフと名乗る連中は特に悪質なので注意されたし。
特徴としては、
・めちゃめちゃしつこい ・隙あらば個人情報を聞き出そうとする ・とにかく会社に出向いて話させろと固辞する
・個人ではなく、社員全体に勧誘をかけてくる(=お前が窓口になれってこと)
というようなもの。
ここで絶対やっちゃいけないのが律儀に応対する事である。
こんな連中にまともに構うだけで、あなたの人件費がいくら嵩むか考えて欲しい。
絶対に自分・他の社員の名前や個人情報・内情を漏らしてはいけないのである。
新人だと、真面目さが裏目に出て全部しゃべっちゃう事もあるんだけど、そういうのは新人教育が出来てない会社だってこと。
もう1点。逃げる事。
俺もまだ配属されたばかりの時はこういう対処法を教えられてなかった(っていうか20代社員は誰も知らなかったってのがホントの話)ので、
「サーセン、忙しいんで」で逃げようとした事があるが、「じゃあ、来月またかけます」で堂々巡り。
結局「そんなに忙しいなんてあんた社歴何年だよ」と聞かれそうにもなった。そこは「個人情報の回答は差し控えさせていただきます」で回避した。
以上のような感じで、非常にしつこく、まともに構うと30分近く拘束される事もある。
また、不躾な人が多いので、非常に不快である。
流石に頭にきたので、色々と対処方法を調べてみた。「迷惑電話 対処法」で検索するとよい。
[流れ]
番号・業者名・相手の名前を控える(巧妙な業者は非通知でかけてくる)
↓
名指しされて身に覚えのない相手の場合は、どこから個人情報を入手したのか問いただし、一応メモしとく
⇒これでうやむやな回答をされたら「個人情報の不正取得」に抵触。
↓
色々と話をされるが、まともに回答しない事!!名前は絶対言わない事!!
↓
タイミングを見計らって、受話器を耳から離し、受話器に話しかけるようにして
「恐れ入りますが、勧誘・営業のお電話は
全てお断りしておりますので、今後おかけにならないでください。」
とだけ告げて電話を一方的に切る
*この際、「そういった」「その手の」「その様な」営業電話は…というと、後述する事態になることが多いので、言葉の選び方も注意されたし。
で済めば、まだかわいい方の業者である。
悪質な業者の場合、逆ギレしてくる、懲りずにまたかけてくる奴らも少なくない。
部署の先輩も逆ギレされて困り、げんなりした事があったんだとか。
さて、こういう連中にはどう対処するか?これで撃退できれば「ちょっとデキる新人」として評価される事もあるかもしれない(笑)。
以上にも示したように、まず
・不要である事 ・迷惑を被っている事 の2点を
ハッキリ相手にぶつける事が重要だ。
こんな連中に礼儀もクソもないので、容赦なく言ってやればよい。
それでも引き下がらないでかけてくる場合は、
・特定商取引法第17条(再勧誘の禁止)・業務妨害罪が成立する。
前者は「相手がイラネと言ったのにしつこく勧誘したら犯罪」っていう法律のこと。
その際、番号と業者名・相手の名前・受けた日時を必ず逐一控えておく事。回数が増えればそれだけ証拠にもなる。
「先も申しましたように、お断りさせて頂いております。
今後も再度かけてくるようでしたら、業務妨害として警察に通報させていただきます。」と
脅し返してやればよい。
先般あった事例だが、「は?テメェ今からそっち行くから待ってろよ」とか逆ギレしたら、
言葉によるが脅迫罪が更に成立する。
今回は俺が部屋内で離席していた事もあり、(当時の)広報さんが対応したんだけど、気丈な方だから、
「それでは、警察に通報した上でお待ちしておりますので、どうぞお越しください〜。」と笑顔で挑発して電話切ったww 女性って怖い…
それからパッタリと電話が止んで事なきを得た。
この手の迷惑電話業者は、警察沙汰を恐れるので、たとえ相手が非通知でも、警察を引き合いに出すと撃退できる事もある。
だって、「お伺いして話をさせて欲しい」ってのが大半の謳い文句だから、警察呼ばれた会社にのこのこと行けば「飛んで火に入る夏の虫」=自首だし。
(過去の恨み辛みから、俺ははなっから警察なんて信用していないのだが。)
まあ、ドンキやハンズで売ってるような「警察官巡回場所」「セ○ム作動中」とか、ダミー看板と同じようなものだ。
とにかく、法律と警察を盾にしてすぐ電話を切る事。それが身の為である。
拙作「Hyperlink」でもラストに入れたように、今のリアル・仮想社会で個人情報なんてのはダダ漏れ同然。名刺交換すれば、
相手が流してないにしても、どっかの名簿業者に横流しされ、高価で闇取引されていると思わなければならない。
といった感じで、ネットを検索して見つけた情報をまとめてみた。
自分は法学の専門家でもないし、日本の法律は曖昧な所が多いから、
全ての事例でこの3つの罪状が成立するとは限らない。間違っている場所もあるかも。
あくまでFYI(For
Your Information=参考)としてお読みいただければ幸いである。